


こんにちは、筋肉料理人です。
正月が近づいてきましたね。今日は正月料理に使える「ぶりのみそ漬け焼き」の紹介です。
魚の味噌漬けは味噌床を作らないといけないので面倒!そんなイメージが有りますが、今日のレシピは味噌床を作りませんので簡単。そして、味噌の量が少なくすみます。
味噌床を作らずにどうやって味噌漬にするかというと、最初、魚の切り身に塩をして水出し(これをすると味がし見やすい)、これに練り味噌を塗ってラップで巻いて馴染ませるんです。こうすると少量の味噌で味噌漬けを作れます。そして、少量の味噌で済むから味も変えやすいです。今日は柚子、唐辛子、生姜風味にしました。

そして、こういう焼き魚には添え物がつきます。焼き魚の口直し的なもので「前盛り」なんて言います。今日は「紅白なます」を前盛にしました。紅白なますも簡単に作れます。
簡単紅白なます材料 3~4人分
大根 200g皮をむいたもの
にんじん 50g皮をむいたもの
生姜、タカノツメ おこのみで少々
A
酢 大さじ2
砂糖 大さじ2
塩 小さじ1/2
作り方
1)大根、にんじんは細い!千切りにします。

上の写真、にんじんは斜めに薄く切り、それを細い千切りにしています。こういう切り方を「なます切り」なんていうようです。
2)1)をボウルに入れ、Aを混ぜ、しばらく馴染ませます。時々混ぜてると15分もすると水が出て味が馴染みます。お好みでタカノツメや針生姜を入れたり、昆布をさしてもいいですよ。


こんな感じで簡単紅白なますの完成です。
次はぶりの味噌漬けです。
ぶりのみそ漬け焼き、柚子、唐辛子、生姜風味材料 切り身3枚分
ぶりの切り身 3枚
塩、紅白なます、サラダ油、柚子の皮、針生姜 適量
A
味噌 大さじ1
みりん 大さじ1/2
砂糖 大さじ1
柚子の皮 1/4個分
柚子の果汁 小さじ1/2
B
味噌 大さじ1
みりん 大さじ1/2
砂糖 大さじ1
タカノツメ 1/3本
C
味噌 大さじ1
みりん 大さじ1/2
砂糖 大さじ1
おろし生姜 小さじ1/2
※切り身が大きい時は1.5倍量で作ってください。

作り方
1)ぶりの切り身に塩を振って30分、水出しをします。塩の量は切り身1枚に小さじ1/4位でいいでしょう。
水が出たらキッチンペーパーで吸い取っておきます。


2)練り味噌を作ります。
Aは柚子の皮の表面の黄色い部分を薄く切り取り、細かく刻んで他の材料と混ぜます。


Bはタネを取ったタカノツメをキッチンハサミで1~2ミリの幅に切り、他の材料と混ぜます。
Cはすべての材料を混ぜ合わせてください。

3)ラップを広げ2)で作った練り味噌の半量を、切り身が乗るくらいの面積に塗ります。

上に切り身をのせ、切り身に残った練り味噌を塗ります。


これをラップで巻き、バットに入れ、冷蔵庫で2~3時間馴染ませます。
チルド室に入れれば3~4日は大丈夫でしょう。それ以上保存する場合は、馴染ませた後に冷凍してください。使う時は常温で解凍して焼きます。
4)グリルで焼きます。下の写真はオーブンレンジのグリル機能を使って焼いてるとこです。焼く前に味噌を拭き取り、サラダ油を薄く塗ると綺麗に焼けます。


焦がさないように焼き、皿に盛り付けます。
生姜味の切り身には針生姜(細く切って水晒しした生姜)を散らし、ゆず風味には柚子の皮を刻んだものを散らしています。簡単紅白なますを添えてできあがり。


ぶりのみそ漬け焼き、柚子、唐辛子、生姜風味の完成です~
こんな感じで作れば魚の味噌漬けも簡単。お惣菜、弁当、酒の肴にもいいし、正月料理にも使えますよ。
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