


∩・∀・)こんにちは~筋肉料理人です!
皆さん、お元気ですか~
鰆のみそ漬け焼きを作りました。鰆のみそ漬けは西京焼き等で皆さん、お馴染みの料理です。この手の焼き魚に付き物の前盛り(焼き魚の添え物)には長芋を梅肉で和えたものを添えてます。どちらも美味しいですよ。

鰆は魚編に春と書く魚なので、旬は春と思われがちですが冬場に美味しい魚です。そして鰆は出世魚で大きさで呼び名が変わります。上の画像が買ってきた鰆です。50㎝弱のサイズなのでまだまだ大きくなります。このサイズだとサゴシって呼ばれるサイズです。まだまだ小さいですが結構、脂が乗っていて美味しいです。新鮮なら刺身が旨いですが、これは刺身にはできない鮮度だったので定番のみそ漬けにします。ちなみにこれ一尾で480円です。
最初に腹を開いてワタとエラを取り、腹腔内の血合いなど洗い流します。
下の写真はワタとエラを取り出した所です。体の大きさと比べて内蔵がとても小さいです。頭も小さいので全体の重量に対する身の歩留まりがとてもいいです。鰆は食べるところがとても多い、効率のいい魚です。過去記事の
鱈鍋の鱈の内臓と比べてみてください。内臓がとても少ないのがよくわかります。

これを三枚におろして腹骨を切り取り、血合いの小骨を骨抜きで抜きます。

骨を抜いたら1枚100g位の切り身にします。

これでみそ漬けの準備が出来ました。
鰆一尾買ってきてみそ漬けにするってご家庭は少ないと思いますので、ここからは切り身を使ったレシピを書かせて頂きます。
鰆の味噌漬け焼き材料 4人分
鰆の切り身 4枚
長芋梅肉和え 適量 レシピは記事後半に
大葉 4枚
塩 小さじ1弱
A
みそ、砂糖 各大さじ4
みりん 大さじ1~2
作り方
1)鰆の切り身に塩をふり、15分置いて水出しします。水が出たらキッチンペーパーで水気を吸い取ります。塩の量は魚の重量の1%位でいいです。

2)練り味噌を作ります。Aを混ぜあわせてください。、みりんの量はみその固さで変わります。適当に調整してください。柔らか目のほうが扱いやすいです。この状態で味見すると凄く甘いです。このくらい甘くしないと味噌漬が塩辛くなります。

3)ラップを広げ、2)の味噌を1/4量塗ります。上に切り身2枚をのせ、切り身の上にも2)を1/4量塗ります。塗ったらラップで包みます。

これをもう1セット作り、冷蔵庫で1~2日馴染ませます。室温30分でも馴染みますが、鰆の場合は2日位冷蔵庫で漬けたほうが美味しいと思います。
4)漬け込んだ味噌漬を冷蔵庫から出して30分置き、室温に戻します。味噌漬焼きは表面が焦げやすいので、室温に戻すことで内部に熱を通しやすくします。

ラップから出し、表面についた味噌をキッチンペーパーで拭き取ります。水で洗わなくてもいいです。
オーブントレイにクッキングシートを敷き、切り身の皮がついた方を上にして並べます。オーブンを230~250℃に調整し、皮目に軽く焼き目がつくまで焼きましょう。


焼けたら皿に盛りつけます。大葉を敷いて盛り付け、長芋の梅肉和えを添えてできあがりです。


鰆のみそ漬け焼きの完成です。
この鰆は2日漬けました。甘い味噌味がしっかりと染みて美味しかったです。みそ漬けにすると味噌の旨味、甘みが入り、身は脱水されるので味が濃くなります。酒のつまみにもいいですが、どちらかと言えばご飯がもりもりいける味ですね。焼いたのをお弁当用に冷凍しとくのもいいでしょうね。続いて添え物の長芋レシピです。
長芋の梅肉和え材料 4人分
長芋 150g
梅肉 10g
酢 大さじ2
砂糖 大さじ1
塩 小さじ1/5
作り方
1)梅肉をみじん切りにし、酢、砂糖、塩と混ぜます。梅肉は梅干しのタネを取った正味の重量です。

2)長芋は皮をむき、1㎝ちょっとの角切りにします。

切ったら1)と和え、30分以上馴染ませたらできあがりです。

単品で食べてもいいし、焼き魚の添え物にしてもいいですよ。

長芋梅肉和えのできあがりです~甘酸っぱくてシャキシャキした味は焼き魚の口直しにバッチリいいですよ!単品で食べても美味しいので小鉢にもどうぞ。
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