


∩・∀・)こんにちは~筋肉料理人です!
淡竹を鶏そぼろあん風に料理しました。淡竹(はちく)は中国原産の竹の一種で、輸入されたものらしいです。ですが今では日本中、寒い所以外、全国に自生しています。私が住んでる地域でも旬になるとおすそ分けで頂くことが多いです。今朝、知り合いからお電話いただき、喜び勇んでもらってきました(フジショウさん、ありがとうございます!)。

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淡竹は細い竹って感じのタケノコで、柔らかく、あくが少ないのが特徴。しかも、下茹ですれば冷凍OKなんです。まずは淡竹の下茹でからいきます。
淡竹の下茹で淡竹は穂先の方を10㎝位斜めに切りおとし、縦に切れ目を入れます。淡竹は身が薄いので、切込みを入れる時、す化されないように注意が必要です。


切れ目を入れたら皮を剥ぎ取ります。


おお鍋があるときは皮をつけたまま茹でたほうがいいですが、皮をむいたほうが鍋に入れやすいです。皮をむいたら鍋に入る大きさに切ります。それを鍋に入れ、たっぷりの水を入れて火にかけます。

淡竹は水に浮きますので、沈めて茹でます。一回り小さい鍋フタをかぶせ淡竹を沈めます。下の画像では鍋フタと竹ざるを使っています。皮をむいているので湯に沈めないと、湯から出た部分が乾いてしまうんです。

淡竹を沈めたらフタをして、吹きこぼれないくらいの火加減で30~60分茹でます。柔らかくなったら火を消し、そのまま冷まします。冷めたら水をすて、新しい水に暫くさらしたらOKです。

下茹でした淡竹は冷凍可能ですが、そのまま冷凍するより、少し味をつけてから冷凍したほうがいいみたいです。そのまま冷蔵する場合は水に漬け、毎日、水を換えてください。下茹でが終わったので本調理に入ります。
はちくの鶏そぼろあん材料 4~6人分
鶏ひき肉 250g
下茹でした淡竹 800g※1
おろし生姜 小さじ1
干ししいたけ(戻したもの)※2 5~6枚
日本酒 1/2カップ
サラダ油 大さじ1
タカノツメ 1本
刻みねぎ 適量
A
和出汁 700ml
干ししいたけの戻し汁 100ml
しょうゆ、みりん 各60ml
B
片栗粉、水 各大さじ5
※1 筍水煮でもOK
※2 干ししいたけは前日から水につけて戻しておく

作り方
1)淡竹の穂先、10㎝位は縦十字に切り、下の方は1~2㎝幅に切ります。

2)戻した干ししいたけは軸を取り、薄く切ります。

3)鶏ひき肉におろし生姜と日本酒を混ぜます。サラダ油と一緒に炒めフライパン(大きめのもの28㎝)にいれ、中火でほぐしながら加熱します。

ほぐれたら淡竹と戻した干ししいたけを入れて軽く炒め、A、タネを取ったタカノツメを加えます。



煮立ったら、アルミホイルで落し蓋をします。

吹きこぼれないくらいの火加減で15分煮ます。
4)15分煮たら落し蓋を外し、火を消します。Bを混ぜ合わせて水溶き片栗粉にし、少しずつ回し入れては混ぜ、煮汁にとろみをつけます。


煮汁にとろみが付いたら火をつけ、混ぜながら沸騰させ、とろみを安定させます。

ひと煮立ちしたら火を消し、皿に盛りつけます。刻みねぎをちらして完成です。


「はちくの鶏そぼろあん」の完成です~
薄味に仕上げたので鶏の旨味、干ししいたけの旨味、出汁の旨味がよくわかります。薄味ですがとろみあんなので味を感じやすく、噛みしめるとだんだん、淡竹の味が出てくるので、味のグラデーションというか、旨みを感じた後に素材の素の味を感じられますよ。
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