


こんにちは、筋肉料理人です!
今日の記事は鮪のかぶと焼きです。
マグロのかぶと焼きと言うと、ちょっと前まではお店でしか食べられませんでしたが、最近はマグロのかぶと自体を魚屋さんで見かけるようになりました。こちらの佐賀では魚に力を入れてるスーパーがあって、そこに行くと午前中は個人営業の飲食店の買い出し、お昼からは一般のお客さんで賑わっています。ここで、しばしばマグロのかぶとが並んでいます。マグロと言ってもこちらでいうところのヨコワマグロ、まだ若いマグロの頭ですが、それでも巨大です。大人の頭くらい大きくて、見るとぎょっとします。これをそのまま家庭で焼くのはさすがに大変ですが(できないことはない)、半分に割ってあるのなら、お手軽にとは言いませんが、割と簡単に料理できます。と、言うのも、今どきの電子レンジにはオーブン機能とか、グリル機能が付いているので、これを使えば、でっかい魚も丸ごと焼けるんです。確かにレンジが魚臭くはなりますが、焼いたあとにしっかり掃除すれば、そんなに気にならないと思います。魚料理は苦手って方も多いですが、オーブンで焼けば、「そんなの大丈夫!」ってかんじです。
鮪かぶとのにんにく風味焼き材料 4~5人分
ヨコワマグロの頭、半分に切ったもの 1個(1キロ位あります)
塩 20g
黒こしょう 適量
レモン 1/2個
オリーブ油 大さじ4
A:混ぜあわせておきます
日本酒 1/2カップ
おろしニンニク 小さじ2
作り方
1)マグロの頭に塩をふりかけます。1キロ位だったので重量の2%で20gの塩を全体にふりかけます。そして、室温で30分程馴染ませるととともに、魚の温度を室温に上げます。これは熱が通りやすくなるようにするためです。

2)30分置いたら水が出ていますので、Aをかけて流します。流したら黒こしょうを全体にふりかけます。

これをオーブントレイに載せ、表裏、全体にオリーブ油をかけます。オーブントレイにはクッキングシートを敷いておきます。
もし、胸鰭が付いている場合は、焼け落ちないように塩を分厚くまぶしておきます(分量外)。これをすると、お店の料理みたいになりますよ。

3)これをオーブンレンジで焼きます。今回はグリル機能を使って30分焼きました。30分焼けばこのくらいの大きさなのかぶとなら熱が通ります。グリル機能が無いときは250℃に予熱してから30分焼いてください。ガスオーブンを使う場合は焼け方が違うので、焦げ具合を見ながら温度調節が必要かもです。

焼けたら大皿に盛り付けましょう。

魚は左頭と言って、左向きに盛りつけます。ですが、このマグロかぶとは右半分の方だから、切り口を下にすると左向きになります。かと言って裏返しに盛るのは好みじゃないので、左上を向かせて盛り、櫛形に切ったレモンを添えました。


「鮪かぶとのにんにく風味焼き」の完成です~
この料理は焼きあがったらすぐに食べるのが美味しいです。というのも魚料理は作って時間が経つと臭みが出るもので、青魚はそれが出やすいんです。だから、家族が揃うその時を狙って焼き、焼きあがったら家族みんなで身をほじって食べましょう。レモンを絞って食べればお店の味そのままに美味しく食べられます。この料理、実は末の娘が好きなんです。一緒に魚屋さんに行くと買ってくることが多いです。

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