


こんにちは~筋肉料理人です!
昨日、魚屋さんで芝海老(こちらではマエビ)を見つけたので、かき揚げにしました。
芝海老(マエビ)芝海老は近海で捕れる小さなエビで、こちら佐賀では秋から春にかけて魚屋さんに並びます。今の時期は小さいのが多く、春になると段々大きいのが並ぶようです。こちらではマエビって名前で並んでることが多いのですが、これをかき揚げ、素揚げ、唐揚げ、煮付けにすると美味しいんです。昨日は一山300g程を買ってきたので、三つ葉と一緒にかき揚げにしました。
エビのかき揚げ海老のかき揚げを作る時、普通は殻をむいてからかき揚げにします。ですが、昨日買ってきた芝海老はまだ小さかったので殻付きのままかき揚げにしました。殻付きのままですので、頭と尾ひれの先にあるトゲを千切ってからかき揚げにします。そして殻付きだから、カラッと揚げたいので具は三つ葉だけ。そしてつなぎの衣は極薄で作ります。
芝海老のかき揚げ4人分
芝海老(小さいもの、頭付き、殻付き) 300g
三つ葉 1/2束
小麦粉 大さじ6
水 大さじ3~
日本酒 少々
抹茶塩 適宜
作り方
1)芝海老の下処理をします。今回は殻付きのまま揚げるので、芝海老は小さいものを使います。芝海老には頭と尾ひれにトゲがあります。



頭のトゲは頭ごと引きちぎり、尾ひれのトゲは指先で折って取ります。

頭とトゲを取ったら流水でさっと洗い、日本酒をふりかけます。その後にザルにあげて水気を切ります。頭を取ると半分くらいの重量になっています。
2)三つ葉は3cmの長さに切ります。

3)小麦粉と水を混ぜます。これに芝海老と三つ葉を加えて馴染ませます。馴染みにくい時は水の量を増やします。

下の写真のように芝海老と三葉の表面に天ぷら衣が薄く絡んでいる状態にします。

4)天ぷら油を180℃の高温に調節します。菜箸を差し込むとさっと泡が出る温度です。

かき揚げの種を落としますが、タネはお玉にのせ、この時点で薄めの円盤状にしておきます。

これを油に近い高さから菜箸で滑らせるように入れます。
入れたらすぐにタネの中央を菜箸で刺します。

刺して穴を開けたら菜箸を抜きます。こうすることでタネの中央に油を通し、中心までしっかり熱を通します。

タネ入れると油の温度が下がるので火力をあげます。かき揚げが激しく泡立ち、油の上に顔を出してきたら返します。時々、菜箸でかき揚げをつかみ、油から出しては油につけるを繰り返しながら、からりと揚げて下さい。揚がったら油きりをしいたバットに立てて置いて油を切ります。

皿に天紙を敷いて盛りつけ、抹茶塩(無ければ塩で)を添えて完成です。



「芝海老のかき揚げ」の完成です~
殻付きの芝海老をかりかりに揚げたかき揚げは、香りと歯ごたえがが最高にいいです。衣を薄くしてるので芝海老の殻の食感が最高!むきエビを使ったかき揚げは繊細な食感と味ですが、こちらは野趣溢れる味って感じですね。塩を付けて食べるとビールがいけますよ!こちらではこれから来年、春先まで芝海老が魚屋さんに並びます。たまに安い時があるので、また買ってきて作るでしょう。

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