


こんにちは、筋肉料理人です。
昨日は冬至でしたね。冬至には柚子湯にかぼちゃ料理って事で、お酒のツマミにもなる「鶏とかぼちゃの煮物」をつくりました。
かぼちゃの煮物かぼちゃの煮物は常備菜の定番。食卓にあるとほっとする料理、柔らかくて甘いかぼちゃの煮物は美味しいですよね。昔ながらの料理ですが、使うかぼちゃは今では昔ながらの日本カボチャではなく、西洋かぼちゃが多いです。スーパーで普通に売ってるかぼちゃが西洋かぼちゃで、火が入りやすく甘くて美味しいです。
かぼちゃの切り方料理されたかぼちゃは甘くて柔らかいですが、料理する前のかぼちゃ、生の状態ではとても固いです。固いので切る時、包丁で手を切らないように注意が必要です。普通に売ってる半分、1/4カットのかぼちゃならまだ切りやすいですが、丸のままのかぼちゃを買ってくると、「どうやって切ったらいいの?」と切り方を知らない方は思うことでしょう。そんな時は最初にかぼちゃのヘタを四角く切り抜いてから切るといいです。

この方法を知っていれば切れると思います。(詳しくは→
豚ばら肉とかぼちゃのにんにく生姜焼き 、 丸ごとかぼちゃの切り方)
かぼちゃの保存かぼちゃの保存ですが、切ってあるものはワタと種をスプーンで取り除き(柔らかい部分を削り取る)、ポリ袋に入れて野菜庫に入れておけば結構、持ちます、一週間くらいなら全然大丈夫です。それ以上保存したい時は一口大に切り、生のまま冷凍バッグに入れて冷凍するといいです。料理する時は凍ったまま使えばOK。
鶏とかぼちゃの煮物材料 4~5人分
鶏もも肉 1枚
かぼちゃ 1/2個(正味500g)
いんげん 1パック
塩 少々
A
和出汁 1・1/2カップ(300ml)
しょう油、みりん、日本酒 各大さじ3
砂糖 大さじ1・1/2

作り方
1)いんげんを煮ます。
いんげんはヘタの方を爪で少しむしりとり、少量の塩を入れた鍋で茹で、柔らかくなったら冷水にとって冷まし、ザルにあげておきます。



2)鶏もも肉を切って下味をつけます。
鶏もも肉は大きめの一口大に切り、身のほうに塩を少量ふっておきます。(塩をして室温で10~15分位馴染ませたいです)

3)カボチャを切ります。
かぼちゃはワタとタネをスプーンで削り取ります。買ってきたカボチャは1/2個だったので、これを縦方向半分に切ります。切る前にヘタが残っていたら、切り取ります。半分に切ったら皮を斑(まだら)に薄く切り取ります。下の写真のように所々切り取るといいです。

皮をむいたら一口大に切ります。この時、皮の方から切らず、切り口に包丁が直角になるように切っていくと、少ない力で切れます。

4)フライパンで鶏とカボチャを煮ます。
フライパンにサラダ油(分量外)を薄く塗りって中火にかけ、鶏もも肉の皮を下にして入れます。焼けてくると皮に焼目が付き脂が出てきます。脂が出たらキッチンペーパーで拭き取ります。
ここでは直径26cmのフライパンを使っています。西洋かぼちゃは火が通りやすいのでフライパンで作るのに向いています。フライパンで作ると煮汁が飛びやすく、かぼちゃも煮崩れしにくいのもいいところです。


キッチンペーパで脂を拭きながら肉を転がし、身の方も色が変わるくらいに火を入れます。一旦、コンロの火を消し、かぼちゃの皮を下にして入れます。入りきれない時は鶏もも肉をかぼちゃの上にのせるといいです。

Aを加えて中火にかけ、沸騰したらアルミホイルで落し蓋をし、かぼちゃが柔らかくなるまで煮ましょう。

かぼちゃに爪楊枝を刺してみて、すっと通るくらいになったらアルミホイルの落し蓋を外します。

煮汁が多く残っているようなら、しばらく沸騰させて煮汁を減らしましょう。フライパンの底に薄く煮汁が残るくらいになったら火を消します。

鉢に盛りつけ、3cmに切ったいんげんを散らして完成です!



「鶏とかぼちゃの煮物」の完成です!
かぼちゃがほっこり甘く、鶏の旨味を吸っているのでとても美味しいです。鶏を入れたので、味付けは割りとしっかり目にしてますから、ご飯のおかずにいいし、酒のツマミにもなりました。冬至のかぼちゃは昔からの風習ですが、今の時期、常備菜としてかぼちゃを食べるのは風邪予防にもいいですね。

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