


∩・∀・)こんにちは~筋肉料理人です!
今日はぶりの刺身を酢締めにした、ぶりの酢締め刺身を紹介させて頂きます。ぶりの腹の身、ここが脂が乗っているところですが、ここをブロックのまま塩漬けし、その後、塩抜き、酢締めにして頂きます。酢締めですから、しめ鯖みたいなものですが、スウェーデン料理にグラバラックス(鮭の塩漬け)という料理があって、それもちょっと意識して作ってみました。
酢締めの刺身しめ鯖など、酢で締めた刺身は色々あります。酢締めだから酢で締めればいいのだろう?そう思われるかもしれませんが、しめ鯖は最初に塩漬けして水を出し、その後に塩を洗い流してから酢に漬けます。塩漬けの時間は30分から一晩くらいと幅がありますが、酢に漬ける時間は15分から数時間と、塩漬けする時間のほうが長いのです。塩漬けするので身に塩気が入りすぎること、身が固くなることがあるので、塩だけでなく砂糖を混ぜて漬けることもあります。きょうの料理ではぶりの刺身用サク(ブロック)を塩、砂糖、ガーリックパウダー、黒こしょう、乾燥ローズマリーで一晩漬け込み、翌朝、塩を洗い流し、酢と白ワインで締めました。それを更に休ませてから頂きます。
ぶりの酢締め刺身材料 3~4人分
ぶりの刺身用サク(ブロック) 250g位 腹の部分がいいです
玉ねぎ、パセリ、レモン、わさび、しょうゆ 適宜
A
塩、砂糖 各大さじ2・1/2
ガーリックパウダー 小さじ1/4
黒こしょう 適宜
乾燥ローズマリー 小さじ1/4
B
酢 1カップ
白ワイン 1/4カップ
作り方
1)ぶりの刺身用ブロックをポリ袋に入れ、Aを加えて口を閉じ、冷蔵庫で一晩水出しします。

一晩置くと水が出ます。

たっぷりの水で塩を洗い流します。

塩を流したらキッチンペーパーに包んで水気を吸い取ります。
2)新しいポリ袋にぶりのサクを入れ、Bを加えて口を閉じ、30分、冷蔵庫で馴染ませます。


30分酢で締めたら取り出し、ペーパータオルで包んでラップを被せ、冷蔵庫で更に30分休ませましょう。
3)休ませたら端から薄広く切ります。切り方はこちらの記事→
イサキの捌き方と刺身、
カンパチとサーモンの刺身をご覧ください。
切ったら皿に盛りつけます。玉ねぎスライス、わさび、レモンを添え、レモンの皮の表面を薄く切り取り、細かく刻んだものをちらして完成です。下の写真では青味にイタリアンパセリを散らしてます。大葉が無かったので、庭からとってきました。



「ぶりの酢締め刺身」の完成です!
酢で締めたブリは身がしまって味が濃く、スモークなしのスモークサーモンみたいです。生なんですけど、生じゃない?そんな感じでしょうか。わさびを付け、ほんの少しのしょう油で食べるのが美味しかったです。塩漬けの時、ガーリックパウダーとローズマリーを使ってるので、ほのかに洋風の香りもします。今はぶりのお値段が安いので、こんな楽しみ方をするのもいいかもです!

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関連レシピ
しめ鯖、炙りしめ鯖 、 白ワインを混ぜた酢でしめました。
ごまさば
鯖のおろし方と鯖しゃぶ鍋
鯖刺身のポン酢サラダ
コメント
天和
鯖のきずしは好きなので
ぶりも食べてみたいです
どんな味なのでしょうね
2015/05/11 URL 編集
筋肉料理人
味が濃くなって珍味っぽくなってます。スモークしたら、もっと良さそうです。
2015/05/13 URL 編集