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サワラのさばき方、炙り刺身

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∩・∀・)こんにちは~筋肉料理人です!
今日の料理はサワラ・鰆のさばき方と炙り刺身です。

鰆は魚編に春と書いて「さわら」と読みます。旬は春とされていますが、私的に美味しいのは冬場だと思います。冬場の脂の乗った鰆はめっちゃ美味い!今の時期は産卵後なので簿妙な時期なのですが、鮮度抜群のがあったので買ってきました。魚って鮮度さえ良ければ美味しく食べられるものですからね。

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鰆は鯖の仲間だから鮮度が落ちやすいです。朝一番に魚屋さんで買ってきて、クーラーボックスに氷詰めにして夕方まで保存してから料理しました。青魚は温度をあげないのが大事ですね。

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目が澄んでいて身が固く、とてもいい状態です。目が濁ってたり、腹が柔らかいものは刺身にするのは厳しいです。

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早速、捌いて炙り刺身にしますが、刺身は生食なので衛生上の注意が必要です。特に今の時期は夏場ですので注意しないといけません。衛生上の注意点はこちら→「いさきの捌き方と刺身」をご覧ください。

鰆は内臓が小さく、頭も小さい魚です。鯛とかだと内蔵も頭もでかいですが鰆は小さい。鰆は刺身にすると歩留まりが良くてお得な魚です。それでは早速、捌いてみましょう。まずは動画をご覧ください。



鰆のさばき方

※動画をご覧くださいね。

1)鰆を水道水でさっと洗います。表面に付いている雑菌と汚れを流すためです。鰆は鯖の仲間なのでウロコはありません。

2)エラの下から腹を開きます。肛門のあたりまで開いたらエラと内臓を取ります。エラの上下の付け根、後ろの膜を切り、その後に浮袋のあたりを包丁で切ってやると、エラ、内蔵が一緒に出てきます。これらを撮ったら腹骨の付け根にある血だまりを包丁で傷つけ、流水で腹腔内を洗い、汚れをと血を洗い流します。

3)頭を切り落とします。鰆を左向きにまな板にのせ、胸鰭、腹びれの後ろを繋ぐ線に包丁を右に傾けて切り込みます。表裏、両面から切り込んで頭を落としましょう。包丁を傾けて切り込むことで歩留まりが良くなります。

4)三枚におろします。ヒレの際に浅く切れ目を入れ、ここから中骨に添って背骨まで切り込みます。腹側、背側、両方から切り込んだら、最後に背骨の上でつながった部分をります。同じ要領で反対側の身を切り取れば三枚おろしのできあがり。

※注意する点は、鰆は身が脆い魚なので、さばく時に身を曲げないことです。これは鯖やカツオも同じです。

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5)腹骨を切り取ります。おろした身の腹骨が左をむくようにまな板に置き、包丁の左面が腹骨に添うように切り取ります。

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6)サクにします。鰆は腹腔から後ろには血合いの小骨が無いので、まずはここから後ろを切り離します。頭の方には血合いの小骨があるので、小骨の両側を切って切り離しましょう。これで刺身の準備まで完了です。

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ここまで捌いたら炙って刺身にしますよ!

サワラの炙り刺身

1)大小2枚の金属バットを用意します。大きい方にたっぷりの氷と水を入れ、小さいバットを浮かべます。ここにサワラの身の皮目を上にして入れ、料理用のトーチで皮に焼き目をつけます。

※料理用トーチがない場合、フライパンでも作れます。作り方は→「鮭たたきのおろし和え」をご覧ください。

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すぐに食べる場合はそのまま刺身に切り、温かいうちににんにくポン酢しょうゆで食べると抜群にぽ美味しいです。ですが、作って10分後、15分後に食べるって場合は冷やします。予め氷水を入れておいたポリ袋を用意して上にかぶせれば、水に漬けることなく冷ますことができます。すなわち、水っぽくなりません。

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2)刺身に切ります。包丁の刃元から切先まで長く使い、引くようにして切ります。切ったら盛りつけましょう。今回はスライスして水晒し、しっかり水気を切った玉ねぎを刺身のけんに使いました。そして、薬味はわさびとにんにくです。にんにくは薄切りし、水にさらしてから添えています。わさびはさしみ醤油で、にんにくはぽん酢しょうゆで頂きました。

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サワラの炙り刺身の完成です!鮮度のいいサワラだったので、あっさりした中に旨味がしっかりあり、炙りの香ばしさで美味しく食べられました。私的にはにんにくポン酢で食べてのが良かったです。

お酒はメーカーズマークのハイボールを合わせました。ハイボールにしたメーカーズマークは優しい甘みがあって、刺身との相性がいいと感じました。炭酸のほろ苦さもあるので、口を洗うのにいいですね。ロックで飲む時と、ハイボールにした時の印象が違って面白いと思いました。


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筋肉料理人 藤吉和男

藤吉和男、佐賀県在住、料理ブロガー、調理師、料理研究家。料理、バイク、アウトドア、フィットネス全般、熱帯魚が好きです。
料理レシピ開発、料理教室、料理の撮影、スタイリングなど承っております。

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