



∩・∀・)こんにちは~筋肉料理人です!
皆さん、お元気ですかあ~
今日の料理はとっても美味しい連子鯛の煮付けをフライパンでさっと作っちゃいます。フライパンだからこそ、さっと作れる美味しいレシピです。
連子鯛はキダイと言って、鯛みたいな綺麗な色をしています。鯛の子供みたいな感じだけど頭でっかちでちょっとかわいい姿。こちら九州じゃ煮付けにすることが多く、正月には南蛮漬けにもします。白身で身が柔らかく、煮魚や酒蒸しにして出来たてを食べるとめっちゃ美味しいです。魚屋さんでは常に見かける魚ですが、お値段はどちらかと言えばいい値段がついてる事が多いですね。それでも売れる人気の魚なんでしょう。

煮魚ですが、私はフライパンで作ることが多いです。フライパンは底が広いので熱の伝わりが良く、短時間で煮ることができますので、煮魚がふっくら仕上がるんです。そして少量の煮汁でつくります。魚の大部分が煮汁から飛び出しますが、アルミホイルでぴったり落し蓋をし、アルミホイルの下で煮汁をしっかり沸騰させれば大丈夫です。
連子鯛、キダイの下処理煮魚用に下処理をします。
1)ウロコをウロコ取りでこすっておとします。頭以外、ヒレの際まで丁寧にこすって落とします。連子鯛のウロコは柔らかいので落としやすいです。

2)エラブタを指で開き、包丁でエラを引っ掛けて取り出します。その後に裏側の腹(頭を左、腹を手前にしておいた時、下になる方の腹)を開いてワタを取り出し、腹腔内を流水で綺麗に洗います。ここまでの作業は魚屋さんでやってもらうのもいいでしょう。姿のま煮すから、ウロコとエラ、ワタまでとって下さいと言えばいいです。

3)身の表側(頭を左、腹を手前にしておいた時に上をむく方)の3~4箇所に浅く切れ目を入れます。

これで一応の下処理が終わりました。ここまでは魚屋さんでやってもらってもいいですよ。
フライパンで作る連子鯛の煮付け材料 2人分
連子鯛(20cmちょっとのもの) 2尾 / 長ねぎ 1本 / 貝割れ大根 1パック / 生姜 1かけ / タカノツメ 1本
A
しょう油、みりん 各大さじ2 / 砂糖 大さじ1 / 水、日本酒 各120ml
作り方
1)長ねぎは4cm位にぶつ切り、生姜は薄切りしておきます。タカノツメは種を取っておきます。
2)フライパン(26cm)に多めの湯を沸かし、沸騰したらさし水をして沸騰を止めます。ここに連子鯛を頭から入れるとヒレが開き、川に入れた切れ目が開いて身が白くなります。これを冷水に入れて冷まし、流水で流しながら表面を指先で優しくこすり、汚れ、ヌメリ、血、残ったウロコを取り除きます。頭のウロコまでとってください。


3)フライパンにAを入れて煮立てます。煮立ったら頭を左、腹を手前にして入れます。入れたら強火にしましょう。ぶつ切りにした長ネギを入れ、再沸騰したらアルミホイルを魚に添うように被せて落し蓋にします。

下の写真では尾ひれがくっつかないようにクッキングシートを尾ひれの下に敷いています。


この状態で5分煮ます。落し蓋が沸騰した煮汁でゆらゆらと揺れる位の火加減で煮ます。途中、1~2回、落し蓋を外して煮汁を魚にかけます。
5分経ったらしょうがを加えて落し蓋を被せ、3分煮ます。

3分経ったら貝割れ大根を箸の方に入れて落し蓋を被せます。1分煮たらできあがりです。


連子鯛を皿に盛り付けます。頭は左、腹は手前です。長ねぎ、生姜、貝割れ大根を添え、煮汁をまわしかけたらできあがりです。


ふっくら美味しい連子鯛の煮付けの完成です!
短時間で煮あげた連子鯛の煮付けはふっくら、トロリとして美味しいですね~短時間で煮るので味はしみませんが、むしった身を煮汁につけながら食べると最高です。連子鯛は南蛮、酒蒸しも美味しいですが、煮魚もやっぱり美味い。連子鯛の煮付けというと年寄りの食べ物みたいですが、若い人にこそこの美味しさを知ってもらいたいですね。

筋肉料理人の男子ゴハンレシピ (e-MOOK)
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