


こんにちは~筋肉料理人です!皆さん、お元気ですか~
今日の料理は鯛の幽庵焼きです。幽庵焼きは魚の切り身をしょう油、みりん、 日本酒を使った幽庵地(タレ)に漬け込んで焼く料理でして、塩焼きや照り焼きなどとはまた違った美味しさがあります。そして幽庵地にゆずやかぼす、レモンなどを加えることで爽やかな風味も入れられます。
この料理ですが、実は先月作りました。先月、男の料理教室で
鯛めしを作ったんですが、その時に材料を多く注文してしまい、鯛の切り身が余っちゃったんです。。。。。あちゃ~と思いましたが、余ったものは仕方がない。余った鯛で「
鯛刺身の昆布漬け」と幽庵焼き、
味噌漬け焼きを作りました。幽庵焼きや味噌漬け焼きなら保存が効くからです。
幽庵焼きと言うと難しい料理?と思われるかもしれませんが、タレに漬け込んだ切り身を焼くだけの簡単料理です。超簡単なんですが、簡単な中にここはおさえて置いたほうが良いってとこがありまして、そこを説明させてもらいます。
真鯛の幽庵焼き材料 6人分
真鯛の切り身 6枚
ゆず 1/2個
タカノツメ 1本
だし昆布 3×5cm
しょう油、みりん、日本酒 各大さじ6
塩 適宜
大根おろし、ぽん酢しょう油、大葉 適宜
作り方
1)真鯛の切り身は皮にバツ印の浅い切れ目を入れ、塩を軽くふって15分置きます。15分経ったら水が出ているので、キッチンペーパーで拭き取って下さい。
幽庵地に漬け込むのに何で塩を振らないといけないの?って思われるかもしれませんが、幽庵地(たれ)に漬け込む前に塩を振ることで水出し、下味、幽庵地の風味が入りやすくなる効果があります。水出しで身を締めるとともに臭みが抜け、軽い塩味が入ることで幽庵地が染みやすくなるんです。




2)1)の切り身をフリーザーバックに入れます。ゆず(もしくはかぼす、れもん)を薄く切って入れ、だし昆布も入れます。タカノツメはタネを取って小口切りにして入れ、しょう油、みりん、日本酒を入れたらフリーザーバッグの空気を抜いて口をとじます。これを冷蔵庫で一晩馴染ませます。その日のうちに食べたい時は室温に30分から1時間置きましょう。


一晩馴染ませた切り身がこれです。身の水分が抜け、風味が入っています。

3)幽庵地に漬け込んだ切り身を焼きます。今回は電子レンジのオーブン機能を使って焼きました。オーブントレイにクッキングシートを敷いて切り身を乗せます。切り身の皮を上にしてのせ、皮目にサラダ油(分量外)を薄く塗ります。キッチンペーパーにサラダ油を染み込ませて塗るといいです。サラダ油を塗って焼くことで照りを出し、乾燥して固くなるのを防ぎます。


250℃に予熱したオーブンで20分焼きます。
4)焼いている間に柚子の皮の黄色い部分を薄く切り取ります(分量外)。これを細く切り、焼きあがった切り身にトッピングします。


焼きあがった切り身を皿に盛ります。皮を上にして盛りましょう。切り身の上に刻んだ柚子の皮をちらします。大葉と大根おろしを添え、大根おろしにはぽん酢しょう油をかけたらできあがり。




真鯛の幽庵焼きの完成です! 幽庵地に漬け込んで焼いた鯛の身はしっかりした食感、そしてゆず風味の幽庵地が染みていて美味しいです。今回、幽庵地に昆布とタカノツメもいれているので、昆布の旨味、タカノツメのピリ辛もしっかり入っています。塩焼きは焼き立てが何と言っても美味しいですが、幽庵焼きや味噌漬け焼きの良いところは冷えても美味しいところ。だからお弁当に入れてもいいし、ホームパーティ用に焼き置きしてもいいですよ。
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