


こんにちは~筋肉料理人です!皆さん、お元気ですか~
今日の料理はマトウダイとあさりの旨味味噌鍋です。マトウダイは白身の魚で、鍋や煮物にすると美味しい出汁がでます。あさりも酒蒸しにすると美味しい出汁が出るので、マトウダイの味噌鍋の仕上げにアサリを入れ、旨味たっぷりの味噌鍋にしました。

マトウダイは上の画像のような、ちょっと変わった形をした魚です。タイって言うよりカワハギみたいな形をしていますが、口の形はカワハギとは全然違っていて、とても大きな口がびろ~んとのびます。そして体の真中に黒い丸があって、これが的みたいってことで的鯛とも呼ばれます。

大きく長く延した口で小魚を食べるらしいです。口を伸ばした顔は何となくウマみたいで、別名、馬頭鯛と呼ばれるのも納得できます。今回買ってきたのはマトウダイの切り身です。(値引きシールがついてたので買ってきちゃいました)


皮に黒い丸が付いてるのでマトウダイとよくわかります。切り身の切り口を見ると肌理の細かい弾力のある白身で、一見して煮物にすると美味しいだろうな~って見て取れます。これだけ煮ても美味しい筈なんですが、出汁取りに手羽先を煮込み、仕上げにアサリを入れることで旨味を積み上げます。
マトウダイとあさりの旨味味噌鍋材料3~4人分
マトウダイの切り身 500g
あさり(砂抜き) 200g
手羽先 2本
豆腐 1丁
白菜 1/4個
長ねぎ 2本
にんじん 1/2本
ぶなしめじ 1株
タカノツメ 1~2本
日本酒 1カップ
味噌 適宜
だし昆布 3×5cm
1)まずはマトウダイに切り身に軽く塩(分量外)をふり、15分ほど置いて水出します。
2)マトウダイと手羽先を霜ふりします。鍋にたっぷりの湯を沸かし、マトウダイの切り身を2~3秒漬け、切り口が白くなったら冷水に落として冷まします。手羽先も同じように湯につけてから冷水に落とします。流水で流しながら表面を優しくこすり、ヌメリや汚れを落とします。この処理をすることで生臭さをおさえます。





3) 土鍋に日本酒と昆布、手羽先を入れます。水を土鍋の半分くらいの深さに入れて中火にかけます。沸騰したら弱火にし、15分煮て手羽先のだしを取ります。

4)白菜はザクザクと大きめに切ります。長ねぎはぶつ切り、にんじんは千切りです。ぶなしめじは石突きを切り取ってほぐします。豆腐は一口大に切ります。あさりはボウルに入れ、殻をこすり合わせるようにして洗います。




5)土鍋に白菜の分厚い部分を入れます。後でマトウダイを入れるので、土鍋に少し余裕が出るくらいに入れ、入りきれない分は皿盛して後で入れます。

白菜の根本が柔らかくなってきたらマトウダイを入れます。マトウダイに熱が通ってきたら味噌を溶いて味付けします。味噌汁と同じくらいの味付けでいいです。


味が調ったら長ねぎ、にんじん、ぶなしめじを入れます。タカノツメはタネを取り、キッチンハサミで小口切りにして入れます。


最後にあさりをちらし、フタをして蒸します。あさりの殻が開いたらできあがりです。





まずはスープをすくって飲んでみます。

激ウマです!マトウダイ、あさり、手羽先、野菜の旨味が溶け込んだ味噌スープは本当に美味しい。タカノツメのピリ辛で体がポカポカしてきます。

そしてマトウダイは身離れが良くて食べやすく、身がしっかりしていてこれまた美味しい。あさりは身が縮む前に引き上げて食べますが、これも不味いはずがありませんね。野菜は白菜が美味いです。煮込まれた白菜はスープを吸って美味しく、大量に食べちゃいました。締めは煮込みうどんがおすすめですが、最後に余ったスープは濾して小骨を取り除き、雑炊にしましょう。捨てるのはもったいないです。マトウダイは手に入りにくい魚ですが、見かけたら鍋、もしくは煮物、
ムニエル等でお楽しみください。美味しいですよ。
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