


こんにちは~筋肉料理人です!皆さん、お元気ですか~
きょうの料理はハマチの昆布漬け刺身です。スーパーで売っているハマチの刺身用ブロックをポリ袋に入れ、しょう油、みりん、昆布を入れて漬けにします。ブロックのまま漬けにするので、刺身と漬けの中間位に仕上がります。この料理法はイマイチの刺身を美味しくするのに向いています。


今の時期、ハマチの刺身用ブロックがお買い得価格でスーパーの鮮魚売り場に並んでいます。お安くて有り難いのですが、ハマチは臭みの出やすい魚で、買った見たら匂いがあってイマイチだった・・・なんて経験をされた方も多いと思います。そんな時に刺身の臭み抜きをする技が幾つかあります。その一つは「酢洗い」です。薄めた酢に刺身用ブロックをくぐらせ、水気をキッチンペーパーで吸い取ってから刺身に切ります。もう一つ有効なのは「日本酒で洗う」です。日本酒かけ、その後にキッチンペーパーで水気を吸い取ります。どちらも劇的に臭みが消えます。それともう一つの方法が漬けにすることです。漬けは刺身をしょう油ベースの漬けたれに漬け込んだ刺身のことで、もともとは保存性を高めるためのものであったと思います。しょう油には殺菌、消臭効果があるので、漬けにすることで臭みが緩和されます。そして、しょう油の塩分で水分が抜けるので、身が締まります。結果、食感の良い刺身になります。今回はみりんも混ぜて甘味を入れ、昆布を一緒に漬け込むことで旨味を入れます。
ハマチの昆布漬け刺身材料 3人分
ハマチ刺身用ブロック 250g
昆布 5g
しょう油、みりん 各大さじ5
昆布 5g
刻みねぎ、わさび お好みで
作り方
1)ハマチの刺身用ブロックをポリ袋に入れます。しょう油、みりん、昆布を入れて口を閉じ、冷蔵庫で2時間漬け込みます。※しょう油は刺身しょう油を使うと、より美味しいです。




2)漬け込んだ刺身用ブロックを取り出します。キッチンペーパーで巻いて水気を吸い取ります。

革がついていたほうを上、身の厚みのある方を向こうにしてまな板に置き、ブロックの左端から削ぎ切りにします。包丁を大きく右に傾け、刃元から刃先まで長く使って切ります。


切り口はこんな感じです。表面に漬けタレが入っています。脱水されて身がしまっています。

切った刺身を皿に盛ります。皿の外周に反時計回り、刺身同士が少し重ねるように、扇型に盛り付けます。



外側に盛ったら内側に同じように盛り、皿を返します。扇の要に刻みねぎをたっぷり盛り上げ、わさびを添えます。


これでハマチの昆布漬け刺身の完成です。短時間、漬けた漬けなので、お好みでしょう油、わさび、刻みねぎをつけて頂きます。



ハマチの昆布漬け刺身の完成です。 ブロックのまま漬けにしたハマチは、刺身と漬けの中間的な味です。この手の刺身用ブロックは身が柔らかくなっていることが多いですが、漬けにすることで身が締まり、食感が良くなると共に昆布の旨味が入って美味しいです。同じ方法で他の魚の昆布漬けが作れますので、これはイマイチかな?と思った時にお試しください。
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