


こんにちは~筋肉料理人です!皆さん、お元気ですか~
きょうの料理はスマガツオのなまり節です。刺身用にさばいたスマガツオ(ヤイトガツオ)の半身を塩ゆでにし、すのこを敷いたバットにのせ、ラップをせずに冷蔵庫に1~2晩入れ、水分を飛ばして作ります。塩ゆでして水分を飛ばしているので、パサパサしそうなのですが、これが意外に味があって美味しいです。
まずは、なまり節ですが、なまり節とはカツオの節、もしくは半身を茹でるか、蒸すかし、それを軽く干したものです。かつおぶしを作る前の状態です。これが結構、いけます。酒のつまみになるんです。

昨日は
スマガツオの炙り刺身を記事にしました。1尾分買ってきて、半身を炙りにして、残りの半身をなまり節にしました。
スマガツオのなまり節スマガツオの半身 1枚
長ねぎの葉 10cm
生姜 1かけ
にんにく 1かけ
日本酒、塩 適宜
付け合せの大根おろし、刻みねぎ、わさび、ぽん酢しょう油 適宜
作り方
1)スマガツオの半身は厚皮、腹骨を切り取り、血合いの小骨を骨抜きで抜きます。その後に塩を強めに振って15分置きます。

水が出たら日本酒少々をかけ、水気を拭き取ります。
2)鍋にたっぷりの湯を沸かします。塩(1%の食塩水になるように入れます。湯が1.5リットルなら、塩大さじ1(15g))、長ねぎの葉(画像では芯を入れてます)、生姜、にんにくの薄切りを入れ、日本酒少々を入れます。ここに1)のスマガツオの半身を入れます。



再沸騰したら、鍋そこから細かい泡が出るくらいの火加減にし、30分煮ます。30分煮たら取り出し、すのこ(水切り、油切り)を敷いたバットにのせて冷まします。粗熱が取れたら、ラップをせずに冷蔵庫に入れ、1~2日乾かします(冷蔵庫の中は湿度が低いので乾きやすいです)。


3)下の画像は冷蔵庫で2晩乾かしたものです。色が少し濃くなっています。触ると水分が飛んで、身がしまっているのがわかります。

これを切るか、手で食べやすくほぐします。下の画像では切っていますが、切るのは結構な技術がいります。(刺し身包丁必須)

軽く水気を切った大根おろしと一緒に盛り付け、大根おろしにはぽん酢しょう油をかけます。刻みねぎとわさびを添えて出来上がりです。





スマガツオのなまり節の完成です!茹でて乾かしただけですが、スマガツオは脂がのっているので、ねっとりとした食感と旨味があり、酒がいける味です。ぽん酢しょう油をかけた大根おろし、わさびと一緒に食べるとさっぱり感が入って、味に変化が出て、これまた美味しいです。この他にもマヨネーズと一味唐辛子でも美味しいのは、スルメ的な感覚でしょうか。茹でて乾燥させることで、チルド、もしくは冷凍で保存期間が長くなります。安いのを見つけた時、纏めて作って保存しておくのもいいかもです。
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