


∩・∀・)こんにちは~筋肉料理人です!皆さん、お元気ですか~
今日の料理は生筋子を使ったいくらのしょうゆ漬けの作り方と、イクラ丼の作り方です。生筋子はサケの仲間の卵巣、中にはいった卵がいくら程度の大きさに育ったものの、塩漬けされていないもののことです。普通に筋子と呼ぶと、塩蔵品を指すようです。生筋子は九州住みの者にはイマイチ、ピンとこない食材ですが、今の時期になると魚屋さんに並んでいるのを見かけます。で、今日は旬の生筋子を使って、いくらのしょう油漬を作り、、それをいくら丼にして頂きます。
生筋子で作る、いくらのしょう油漬け材料 いくら丼2~3人分
生筋子 170g
丼飯 2杯
卵黄 2個
お好みでわさび、海苔 適宜
塩 適宜
A
しょう油 大さじ2
みりん 大さじ3
昆布出汁の素 小さじ1/5
作り方
1)Aを耐熱ボウルに入れ、沸騰するまで加熱します。10秒ほど沸騰させてアルコールを飛ばします。



2)生筋子をほぐします。ボウルに1リットルの湯(40℃)と塩大さじ2を入れて混ぜます。ここに生筋子を入れます。※生筋子は切れ目が入っているので、手で開いて入れます。





生筋子を40℃の塩水に入れると、手触りが柔らかくなってきます。指先で中のいくらを優しくしごきだします。粗くほぐすと膜が残るので捨てます。

この段階では、ほぐしたいくらに膜の破片がくっついているので、手で混ぜながら膜を探し、あったら取り除きます。膜にはいくらがくっついているので、外してから取り除いてください。※ここでボウルに入っている塩水の水位を大体でいいのでおぼえておきます。
膜を取ったら、水で洗います。水道水を細めに入れると、いくらは底に沈み、破れたいくらの皮や、膜の破片が浮かび上がります。そこでボウルを傾け、水を捨てるとそれらが流れていきます。※いくらを流さないように注意してください。


これを何度か繰り返すと、皮や破片が浮かんでこなくなります。


その代わり、上の画像のように、いくらが白くなります。真水で洗ったのでこうなりました。ここで水の量を、最初、塩水を作り、いくらを入れた量くらいに、だいたいでいいので調節します。ここに塩大さじ2を入れて混ぜると、いくらが元のきれいな紅色に変わります。



色が変わったらザルにあげ、ザルを傾けた状態で5分ほど置いて水気を切ります。※ザルを傾けたほうがよく切れます。

水気が切れたら保存容器に入れます。1)のタレを入れて一晩漬け込んだら、いくらのしょうゆ漬けのできあがりです。




出来上がったいくらのしょうゆ漬けは食感が良く、市販品とは違う風味で美味しいです。市販品は冷凍解凍のものが多いので、生筋子で作ったいくらのしょう油漬けは格別に美味しく感じます。
3)出来上がった、いくらのしょう油漬けを丼飯にお好みで盛り上げます。中央をへこませ、卵黄を落とします。お好みでわさびを添えてもいいし、味が足りなければいくらしょう油漬けの漬け汁かしょう油をかけて頂きます。



いくらのしょうゆ漬け丼のできあがりです!いくらのぷちぷちした食感、甘辛の濃厚な旨味でご飯がガンガンいけます。トドメに卵黄までトッピングしているのでメチャウマです。市販のいくらのしょうゆ漬けだと、結構なお値段がして、家族分まで作るのはちょっと・・・ですが、生筋子でいくらを作ればお安く、豪華ないくら丼、もしくは、いくら卵かけご飯を作れます。是非、お試しください。
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