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∩・∀・)こんにちは~筋肉料理人です!皆さん、お元気ですか~今日の料理はトムヤムクン風にゅうめんです。酢っぱ辛くて美味しいトムヤムクン風のスープを身近な材料で作り、にゅう麺仕立てにしました。トムヤムクンは世界の3大スープにあげられるスープなんですが、アジアン料理がメジャーになる前はイマイチ、馴染みが無いスープでした。ですが近年は本場のトムヤムクンベースの調味料が業務用スーパーで手に入るし、スーパーで普通にトムヤムクンスープの素的なものが売ってたりします。私的に好きなのはカップラーメンのトムヤンクン風なんですが、あれはかなり酢っぱ辛いです。今日のレシピはそこまで酢っぱ辛いのではなく、ほんのり酢っぱ辛い感じで、身近な調味料を使って作ります。
トムヤムクンは鶏がらスープをベースにエビを煮たスープです。「トム」は煮るって意味で、「ヤム」は混ぜる、「クン」がエビって意味だそうで、エビを混ぜて煮たスープって意味です。ですのでエビを使うのは必須です。使ったエビは天ぷら、フライ用の無頭から付きエビです。

殻付きエビを使うのは、エビの旨味は殻からよく出るからです。頭無しなのは、頭があった方が出汁は出ますが臭みも出るので、適度なエビの旨味を出すために選びました。スープのベースは鶏ガラなので、鶏がらスープの素を使います。そして味付けはナンプラーです。

ナンプラーは魚を原料にしたしょう油の事で魚醬と言います。日本でも「いしる」「しょっつる」「いかなごしょう油」等があり、昔から使われています。魚を原料にした調味料は世界中で使われていて、アンチョビも魚醬の親戚で、アンチョビを液状にすると魚醬になると思っていいと思います。旨味が強く、その代わり独特の匂いがあり、塩気が強いです。今どきは普通にスーパーでナンプラーが売ってるので、買っておくといいかもです。冷蔵庫に入れておけば長期保存できます。それと、今回、旨味を入れるのに干しエビも使っています。

画像の干しエビはお好み焼きに使うのものです。中華用の干しエビもありますが、あれはちょっと高いので、お安い干しエビで大丈夫ですし、殻付きエビを使えば無くてもOKです。

そうやって作ったトムヤンクン風スープを、にゅう麺仕立てにします。まずは作り方動画をご覧ください。
トムヤムクン風にゅうめん、ほんのり擦っぱ辛くて激ウマ!材料 2人分
無頭から付きエビ 100g
鶏ささみ 120g
そうめん 4束
ブナシメジ 1株
赤パプリカ 1/8個
パクチー 適宜
ライム 1/2個
日本酒 大さじ2
片栗粉 小さじ1
塩 適宜
A
干しエビ 2g
ナンプラー 大さじ2
鶏がらスープの素 小さじ2
おろしにんにく 小さじ1/2
砂糖 小さじ1/2
タカノツメ 1/2本
作り方
1)ブナシメジは石突を切り取ってほぐしておきます。パクチーは葉を千切り、茎は刻んでおきます。
2)無頭から付きエビは天ぷら、フライ用に売ってあるものを使います。身を折り曲げ、殻の境目に爪楊枝をさし、背ワタを抜きます。
3)ささみは筋を取り除いてください。筋の両側に切れ目を入れ、筋の端を指先で押さえ、包丁の峰で身をしごくようにして取り除きます。その後、身を斜めに細長く切ります。切ったら、片栗粉をまぶしておきます。
4)鍋に水900mlを入れて煮立たせます。煮立ったら日本酒とエビを入れます。鍋底から細かい泡が出るくらいの火加減で2~3分煮たら、エビを一旦取り出します。Aを加えて煮立て、3)のささ身とブナシメジを入れ、弱火で3分煮ます。※殻付きのエビを煮ることで出汁を取ります。
5)取り出しておいたエビの殻をむきます。
6)別鍋でそうめんを茹でます。茹で上がったら冷水で締め、水気をしっかり切ります。5)の鍋を煮立て、エビ、そうめんの順に入れて温め、丼に盛り付けてできあがり。パクチーをちらし、ライムの果汁を絞りかけます。お好みでラー油をかけて頂きます。





トムヤムクン風にゅうめんの完成です! 鶏がらスープをベースに殻付きエビ、ナンプラーの旨味を入れ、ライムのビターな酸味を入れたスープは、ほんのり酢っぱ辛くて激ウマです!そうめんは細いのでスープが絡みやすく、スープの旨味をダイレクトに感じます。エビの旨味が効いたスープなので、うどんやそば、ちゃんぽん、ラーメンみたいな日本のスープ麺とは違った美味しさです。そして、エビやささみも柔らかぷりぷりだし、スープが染みたブナシメジも激ウマでした。ナンプラー、殻付きエビと癖のある食材を使いますが、ライムの酸味と香りがそれらをマスクして気にならないのが、美味しく感じる肝でしょう。このレシピ、夏はスープを冷やして冷製にして美味しいです。にゅう麺ですがご馳走感のあるにゅう麺、是非、お試しください。
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