

∩・∀・)こんにちは~筋肉料理人です!皆さん、お元気ですか~今日の料理はキンメダイのあら炊きです。キンメダイの刺身を作るとき、頭と中骨が残ります。これが煮物にするとそれ自体が美味しく、煮汁にもいい出汁が出るので、ごぼう、厚揚げ、茄子を炊き合わせた、あら炊き、あら煮にしました。下の画像が使ったキンメダイのあらです。

先月記事にした「
キンメダイの姿造り」を作った時に出ました。ですので、この料理は先月、作ったのを記事にしています。魚は丸ごと買って刺身を取ると、それだけで元は取るのですが、残ったあらを上手に料理すると倍得します。
吸い物や
みそ汁もいいですが、あら煮も美味しいです。


上の画像のように頭を割り、骨を切り分けて料理します。頭の割方は
過去記事をご覧ください。
キンメダイのあら炊き、あら煮材料4人分
キンメダイのあら 1尾分(500~600g)
厚揚げ 2枚(400g)
ごぼう 100g
茄子 1本(150g)
生姜 1かけ
タカノツメ 1本
A※
しょう油、みりん、砂糖 各大さじ5
日本酒 150ml
水 150ml
※しょう油、みりん、砂糖の量は、具材300gに対して各大さじ1にしています。 水+日本酒の量はしょう油1に対して3です。今回、フライパン(直径26㎝)で作りますので、フライパンの大きさによって水の量が変わります。大きなフライパンを使う場合は水の量を増やしてください。
作り方
1)ごぼうはたわしでこすり洗いして泥を落とします。4~5㎝に切ってから、下の画像のようなくし型に切ります。ごぼうは下茹でしないので細く切ってください。切ったら水に晒します。



なすはヘタを切り取り、これもくし型に切ります。下の画像を参考にどうぞ。これも切ったら水に晒しておきます。



生姜は薄切りにし、タカノツメは種を取っておきます。
2)厚揚げは一口大に切ります。フライパンにたっぷりの湯を沸かし、厚揚げを1分ほど入れて油抜きします。


3)同じフライパンの湯でキンメダイを霜ふりします。キンメダイの身を湯に3~5秒漬け、切り口が白くなったら冷水に入れて冷まします。その後、流水で流しながら表面のヌメリ、ウロコ、汚れをこすり落とします。この処理をすることで生臭さがかなり少なくなります。



4)フライパンにAとごぼうを入れて火にかけます。

煮立ったら、キンメダイのあらとタカノツメを入れ、アルミホイルで落し蓋をし、5分煮ます。


火加減は強めで、沸騰した煮汁でアルミホイルが持ち上げられる位の火力です。

5)5分煮たら、キンメダイをフライパンの端によけて厚揚げを入れます。その上に茄子をのせ、アルミホイルの落し蓋をして5分煮ます。火加減はここでも強めです。




5分煮たところでしょうがを入れます。もう一度落し蓋をし、3~5分煮ます。

具材を皿に盛り付け、煮汁が多い時は煮詰めてから具材にかけます。これでキンメダイのあら炊き、あら煮の完成です。


キンメダイのあら炊きの完成です。好きな方は見ただけでつばが出てきますよね。酒の肴に最高だし、ご飯もいけます。キンメダイは深海魚なので旨味とゼラチン質が強く、煮汁が美味しいです。

身も美味しいし、

ごぼうも旨い。ごぼうは下茹でしていませんが、このくらいの太さに切ればちょうどいい食感になります。そして下茹でしていないので香りがいい。この香りは魚の臭みけしにもなります。

厚揚げは味が染みやすいので、あら炊きの具材にお勧めです。絹タイプの中がとろりとしたタイプを使うと美味しいですね。

茄子もすぐに熱が入り、煮汁と良くなじむのでお勧めの食材。とろりとした茄子にキンメダイの旨味が染みてこれまた美味しい。こんな感じで魚を丸ごと刺身にしたときは、あらを料理するところまですると経済的だし、美味しい思いをできます。
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