

∩・∀・)こんにちは~筋肉料理人です!皆さん、お元気ですか~今日の料理はメロカマの煮つけです。メロ(銀ムツ)は脂ののった魚で、刺身以外、どう料理しても美味しく、手軽に料理するなら煮つけにするのがおすすめ。今日はメロのカマをごぼうと一緒に煮つけにします。メロの身は脂ののった白身で癖が無く、見離れが良くて食べやすく、小骨も少ないという、美味しい魚の見本みたいな魚です。カマは特に脂がのっているので、若い人には喜ばれる煮魚になります。
メロは以前、銀ムツと呼ばれていた魚で、魚料理の居酒屋さんには煮つけ、柚庵焼きのメニューが必ずありました。今は魚の呼び名の厳格化が行われたので、銀ムツじゃなくメロまたは「銀ムツ(メロ)」と表記されるようになったそうです。


メロは南半球で獲れる深海魚なので冷凍で輸入されています。上の画像が今回使った冷凍のメロカマ。大型の魚なのでカマだけで900gあります。ブリやカンパチ並みの大きさです。これを冷蔵庫で自然解凍しました。

解凍すると水が出るので、解凍後の重量は800gでした。これを煮付けにします。
メロカマの煮付け
材料4人分
メロカマ 800g
ごぼう 1本
長ねぎ 1本
生姜 30g
タカノツメ 1本
A
しょう油、みりん、砂糖 各大さじ5
日本酒 150ml
水 150ml
作り方
1)メロカマを切り分けます。豚の角煮みたいに大きく切ります。出刃包丁か牛刀を使って切ると、意外に簡単に切れます。切ったら軽く塩をふって15分置き、更に水出します。


2)ごぼうはたわしでこすって洗い、斜めに5mm位の厚みに切り、水にさらしておきます。長ねぎはぶつ切り、茎と葉の部分に分けておきます。生姜は皮付きのまま薄切りし、タカノツメはタネを取っておきます。




3)メロカマを霜ふりします。フライパンか鍋にたっぷりの湯を沸かします。ここにメロカマを入れ、3秒ほど漬けたら冷水で冷まします。冷ましたら、流水を当てながら表面を優しくこすってヌメリを落としておきます。※こうすることで魚の臭みを減らすことができます。




4)大き目のフライパン(炒め用フライパンを使っています)にA、ごぼうを入れて強めの中火にかけます。煮立ってきたら霜ふりしたメロカマ、長ねぎの茎、タカノツメを入れます。再沸騰してきたら、ペーパータオル(リード)をかぶせ、その上にアルミホイルを魚、煮汁にぴったりと添うようにかぶせて落し蓋にします。煮汁の泡が吹きこぼれない位、しっかり沸騰させながら6分煮ます。






6分煮たら長ねぎの葉、生姜を加え、再び落し蓋をして3~4分煮ます。※ここでは生姜と長ねぎの香りを入れます。どちらも揮発性なので、最初に入れてしますと香りが弱くなります。


3~4分煮たら盛り付けです。最初に野菜を菜箸で取り出し、その後にメロカマを皿に盛ります。


取り出しておいた野菜を添え、煮汁をかけて出来上がりです。



メロカマ煮付けの完成です! メロカマ煮付けは身離れが良く、癖が無くて食べやすいです。カマなので脂が必要以上に乗っていますが、それでも食べやすくて美味しい。たとえて言うとカラスカレイの煮付けの食感を増し、食べやすくした感じでしょうか。ですので若い方にも美味しく食べてもらえると思います。メロカマの煮付けは酒もご飯もいけました。
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