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筑後川の珍味、エツのたたき

エツのたたき018
 


∩・∀・)こんにちは~筋肉料理人です!皆さん、お元気ですか~今日の料理はエツのたたきです。エツは有明海に生息する魚で、毎年、5月から7月にかけて筑後川を遡上して産卵します。その時期に獲れるので筑後川流域の季節の風物詩になっています。身の薄い小魚ですが、鮮度が良ければ刺身にできるし、煮物、から揚げ、焼き魚に膾、様々に料理して食べられています。昨日、買い出しに行ったスーパーで見つけたので買ってきました。前回、さばいたのが下の動画、2017年なので、4年ぶりに料理します。今回は時間が無かったので、簡単にたたきにします。



上の動画は4年前に作ったユッケ風刺身です。エツは小骨が多い魚で、食べる時は骨切りが必要です。なので、細切りの刺身にして食べるのが一番簡単。そして川に上ってくる魚だからか、独特の匂いがあるので、薬味を多めにするか、上の動画のようにユッケタレのような強いタレと合わせると食べやすいです。

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上の画像が今回料理したエツです。ちなみに筑後川のエツには言い伝えがあって、弘法大使が筑後川を渡してもらったとき、船賃が無かったので代わりに近くに生えていた笹の葉を取って流したら、エツになったって言い伝えがあります。思うに食べものが少なかった昔、毎年、同じ時期に上ってくるエツは有難い魚だったのではないでしょうか。

エツの刺身用のさばき方

エツは皮付きのまま刺身にするので、包丁で表面を優しくこすってウロコを落とします。ウロコを落としたら流水で洗います。洗ったら、頭を切り落とします。胸鰭の後ろで切ります。

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腹の底を切り、内臓を取り出します。

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流水で腹腔内を奇麗に洗います。

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中骨にそって身を切り離し、腹骨を切り取ります。

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臭みけしに酢洗いします。酢大さじ2、日本酒大さじ2、水大さじ6位に混ぜた酢水にひたし、キッチンペーパーで水気を吸い取ります。

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身を細く切ります。

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今回はおろし生姜と刻みねぎを混ぜます。

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皿に盛り付けて出来上がりです。

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エツのたたきの完成です。お好みでしょう油かぽん酢しょう油をつけて頂きます。食べると見た目よりずっと旨味があって美味しいです。美味しいですが、やはり小骨はあるので、小骨が気になる方には向かないかな?そんな方向けにはこれを更に叩き、味噌と混ぜてなめろうにするのはいいかもです。次回、試してみようと思います。





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筋肉料理人 藤吉和男

藤吉和男、佐賀県在住、料理ブロガー、調理師、料理研究家。料理、バイク、アウトドア、フィットネス全般、熱帯魚が好きです。
料理レシピ開発、料理教室、料理の撮影、スタイリングなど承っております。

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