

∩・∀・)こんにちは、筋肉料理人です!今日の料理はしじみの味噌汁です。先日、行きつけのスーパーの鮮魚コーナーでしじみを見つけまして、土用しじみにはちょっと早いのですが、しじみの味噌汁用に買ってきました。土用丑の日と言えばうなぎですが、土用うなぎを流行らせたのは江戸時代の平賀源内で、それ以前はしじみを土用丑の日に食べていたそうです。私的にしじみは肝臓にいいので、ついついビールを飲み過ぎちゃう夏場には食べたい食材です。

しじみの砂抜きしじみはあさりと同じように砂抜きが必要です。しじみは川で獲れるので淡水の生き物のように思われますが、川は川でも河口近くに生息すしています。ですので、淡水に漬けて砂抜きするのではなく、薄めの塩水に漬けて砂抜きします。水500mlに塩小さじ1を混ぜ、バットにしじみを入れて注ぎます。あとは静かな環境で、上に新聞紙などをのせて光をさえぎって1~3時間置いて砂抜きします。


砂抜きしたらボウルに入れ、殻同士をこすり合わせるようにして洗います。

しじみは薄い塩水で砂抜きした方が旨味が増えるそうです。もし時間があれば、砂抜きした後、冷蔵庫に一晩入れても旨味が増すし、冷凍しても旨味が増すそうなので、安かったら多めに買い、砂抜きした後に冷凍するのもお勧めです。
しじみの味噌汁材料4人分
しじみ 320~400g(砂抜きしたもの)
出汁昆布 15g
水800ml
日本酒 1/4カップ
味噌 大さじ3~お好みで
刻みねぎ 適宜
作り方
1)鍋に水と出汁昆布を入れ、30分置きます。※昆布の量が多過ぎるように感じますが、この位入れたほうが美味しいです。


2)鍋に砂抜きしたしじみと日本酒を入れ、強めの中火にかけます。煮立ってきたら昆布を取り出します。



沸騰するとアクが浮かぶのですくいます。

アクは完全にすくわなくてもいいです、多少残った状態で火を消し、味噌こしで味噌をお好みの加減に溶き入れます。

味噌を薄めにしたい時は、薄めの味付けにし、仕上げに旨味調味料をふるといいです。椀に注ぎ、刻みねぎをちらしてできあがり。




しじみの味噌汁の完成です!昆布出汁をしっかり取り、多めのしじみを使ったしじみの味噌汁は旨味が素晴らしく、目が覚めるような美味しさです。旨味が果てしなく強いので何倍も飲んでしまいそうになるし、ご飯にかけて汁かけご飯にして食べたくなります。蜆の味噌汁は身を食べるのは無粋などとも言いますが、勿論、美味しく食べました。今年は7月20日過ぎに土用丑の日が来るみたいなので、うなぎと一緒にしじみの味噌汁もお勧めです。
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