

∩・∀・)こんにちは、筋肉料理人です!今日の料理はメジナの味噌漬け焼きです。釣り物のメジナを頂いたので、筒切りに切って味噌漬けして焼きました。結構、大き目のメジナなので皮付きでは固くなるかなと思いましたが、物は試しでやってみました。結果は最高とは行きませんでしたが、メジナの野趣あふれる味わいと味噌はなかなか美味しかったです。
メジナのさばき方、味噌漬け用
まずはメジナを味噌漬け用にさばきます。ウロコ取りでウロコを取って流水で洗います。そして頭を落としますが。カマと頭の後ろの身が美味しいので、下の画像のようにカマの下を切り、頭の後ろの身を残すよう、V字型に切り込んで落とします。そして切り口から内臓を引き出し、流水で洗います。


これを3等分の筒切りにして飾り包丁を入れます。筒切りとは丸い魚を輪切りのように切ることで、本来はサバやイワシなどの切り方ですが、白身ではスズキを筒切りにすることが多いです。丸い魚の場合は真っすぐに切りますが、平べったい魚の場合、下の画像のように少し斜めに切ります。

上の画像の一番左が頭側で、カマと腹、背中の身が美味しいです。こうやってさばいたメジナを使って味噌漬けにします。ちなみに切身1枚200g弱でした。
メジナの味噌漬け焼き材料3人分
メジナの切身 3枚(1枚200g前後)
塩、柚子 適宜
A
味噌、砂糖 各大さじ6
みりん 大さじ3
おろし生姜 小さじ2
作り方
1)おろしたメジナに塩小さじ1弱をふりかけて15~30分置いて水出しします。冷蔵庫に入れてください。
2)Aを混ぜて漬け込みようの味噌床を作ります。

3)塩をふったメジナから水が出ているので、キッチンペーパーで吸い取ります。

ラップを大きめに切って広げ、味噌床を大さじ2垂らし、上にメジナの切身をのせ、その上に味噌床を大さじ2かけます。ラップで包み、味噌床をメジナに馴染ませます。バットに入れ、冷蔵庫で1~3日漬けます。


4)1~3日漬けたら、ラップを外して取り出し、妙面についた味噌床をキッチンペーパーで拭き取ります。



5)魚焼きグリル(両面焼き)の弱火で7~8分焼きます。

骨付きの切身なので熱が通りにくいです。連続で焼くと味噌が焦げすぎるので、7~8分焼いたら火を消し、取り出さずに5分グリルに入れたままにし、余熱で熱を入れます。その後また弱火にかけ、3~4分焼いたら出来上がりです。
付け合わせが無かったので、柚子の皮の表皮を薄く切り取り、刻んでふりかけました。こうすると柚子の香りが素晴らしいです。


メジナの味噌漬け焼きの完成です!




味噌漬けしたメジナは柚子皮を散らしたので、目の前に置くと鮮やかな色彩に爽やかな香り。固めの身をむしって食べると、メジナの白身に味噌の風味と甘味が染みこみ、実に濃厚な旨味があります。案の定、皮は固いのですが、頑張ってむしって食べると皮にも旨味があって美味しい。魚の皮は好き嫌いが分かれますが、好きな方には珍味的に美味しく食べられると思います。メジナの味噌漬けは身が固くて食べにくいですが、味はバッチリでした!
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