スポンサーリンク

本マグロの中トロ断面刺身、切り方と盛り付け方

本マグロの断面刺身中トロ030
 


∩・∀・)こんにちは、筋肉料理人です!今日の料理は本マグロの中トロ断面刺身です。断面刺身とはマグロを薄めの輪切りにし、その断面を生かして刺身にしたものです。マグロのトロは頭に近い腹の外側にあって、骨に近い内側は赤身になります。マグロを輪切りにして、そのまま刺身にすることで、1尾のマグロの赤身からとろに変化していく刺身の、味の違い、風味の違いを味わう事が出来る刺身です。こういう刺身が作れるのも、本マグロは水揚げされてから冷凍することが多いからで、冷凍したマグロならきれいな輪切りにできるからです。こういう断面を生かした刺身は意外性があって面白いし、大きいのでご馳走感があります。刺身に力を入れている料理屋さん、居酒屋さんのメニューにあったりします。今回、いつも行くスーパーでお買い得品として並んでいたので買ってきました。

本マグロの断面刺身中トロ001

クロアチア産中トロの断面刺身ですが、かなりいい感じです。解凍が上手なのか、色も出てるし断面もきれい。中トロとしては、かなりいい部位だと思います。これで正味250g、3人分くらいの刺身になります。せっかくの輪切りサクなので、断面を生かした刺身に切ります。まずはパックから出してキッチンペーパーで包み、水気を吸い取ります。

本マグロの断面刺身中トロ004

そして皮を切り取ります。身を立てて皮をまな板に当て、身と皮の間に切り込んで皮を外します。

本マグロの断面刺身中トロ006

本マグロの断面刺身中トロ007

これを刺身に切りますが、まずは断面に走る肉の繊維を観察します。この場合、底面の真ん中あたりが肉質の変わる部分で、ここに筋があるのがわかります。指さしている部分です。

本マグロの断面刺身中トロ008

指さしている部分から左上に肉の繊維が入っているので、ここで切ります。ついでに筋も切り取ります。

本マグロの断面刺身中トロ010
本マグロの断面刺身中トロ011
本マグロの断面刺身中トロ012


左が赤身に近い部分、右が中トロになります。まずは右の中トロから切ります。肉の繊維にできるだけ直角に包丁を入れます。刺身包丁を使い、引くように切ります。この形を崩さず、包丁ですくってまな板の端に置いておきます。

本マグロの断面刺身中トロ013
本マグロの断面刺身中トロ014

次に赤身部分を切ります。

本マグロの断面刺身中トロ015

左側に向かって、肉の繊維がコの字型に入っているのがわかります。そこで左端の突き出した身を刺身に切ります。2切れの刺身にしました。肉の繊維に直角に近く切れてるのがわかるでしょうか。

本マグロの断面刺身中トロ016

次は右の身です。

本マグロの断面刺身中トロ017

これも、できるだけ肉の繊維を断ち切るように切ります。

本マグロの断面刺身中トロ019

これで刺身に切れたので、切った刺身を基の形に組み立てます。包丁で刺身をすくって動かします。切り取った皮もくっつけます。

本マグロの断面刺身中トロ020
本マグロの断面刺身中トロ021
本マグロの断面刺身中トロ022

マグロの断面を生かし、肉の繊維にできるだけ直角に切った刺身です。これを皿に盛ります。

本マグロの断面刺身中トロ027

本マグロの断面刺身中トロ033

本マグロの断面刺身中トロ039

本マグロの断面刺身中トロ040

本マグロの断面刺身中トロ041

本マグロの断面刺身中トロ045

本マグロの中トロ断面刺身の完成です!こうしてみると赤身は左下の2~3切れって感じで、そこからは中トロに近くなり、外側は大トロに近くなっていく感じです。味は赤身部分もあっさりした中に脂がのっており、とてもいけます。中ほどの中トロ部分は一気に脂がのってきて、トロ感が出てきて、外側の白っぽいピンクの刺身は如何にもトロ!って感じの脂ののった味でした。私的には赤身部分が一番いけました。断面刺身は断面を観察しながら味の変化を楽しめます。機会があったら、お試しください。楽しいです。




スポンサーリンク

コメント

非公開コメント

筋肉料理人 藤吉和男

藤吉和男、佐賀県在住、料理ブロガー、調理師、料理研究家。料理、バイク、アウトドア、フィットネス全般、熱帯魚が好きです。
料理レシピ開発、料理教室、料理の撮影、スタイリングなど承っております。

著作権は放棄しておりません。
コンテンツの無断使用はご遠慮下さい。

YSP久留米バナー

お友達のお店です。
安心、信頼のバイク屋さん。

スポンサーリンク

 
男の料理ランキング

このエントリーをはてなブックマークに追加

ツイッター

レシピブログ

無断転載禁止です。 please do not reprint without my permission.