

∩・∀・)こんにちは、筋肉料理人です!今日の料理は鯖と鮭のジャークフィッシュ風です。鯖の切身と鮭の切身をウスターソースを使ったジャークシーズニング風のタレに漬け、オーブントースターで焼きます。タレのスパイシーな風味で魚のくっさみが消えて食べやすく、タレの酸味で身が柔らかく焼きあがります。魚の臭みが劇的に少なくなるのと、鯖に関しては焼き上がりのパサつきも少なくなるので、魚が苦手な方にも食べやすくなっています。そして、スパイシーで刺激のある味は魚好きの方にも、何時もの塩焼きとは違った味が楽しめると思います。
この料理の元ネタはジャマイカ料理のジャークチキンです。ジャークチキンは鶏肉を大量スパイスと現地のネギ、ライム果汁等を使ったタレに漬けて焼く料理で、通販で現地のジャークシーズニングが買えるので、それを使うと現地風のジャークチキンが作れます。グレースっていうメーカーのジャークシーズニングを使って料理すると、鶏肉に激辛スパイシー、強い酸味が入って、日本のチキンソテーとはずいぶん違いますが、南国らしいチキン料理を味わえます。それをチキンでなく魚で作ったのがジャークフィッシュです。今回のレシピではウスターソースをベースにスパイスを加え、本物よりだいぶマイルドですが気分は味わえるって感じに作りました。
鯖と鮭のジャークフィッシュ風
スパイスで魚臭さが消える!材料2人分
鯖の切り身(半身分) 1枚(100g)
鮭の切り身 2枚(1枚50g、2枚で100g)
ブロッコリー、ミニトマト、刻みパセリ 適宜 ※ブロッコリーは加熱したもの
塩 小さじ1/2弱
A
ウスターソース 大さじ1・1/3
オールスパイス 小さじ1・1/3
おろしにんにく 小さじ1/2
レモン果汁 小さじ2/3 ※ライム果汁があればライムを使ってください。
クミンパウダー、黒こしょう、一味唐辛子 各小さじ1/4
作り方
1)Aを混ぜ合わせてタレを作ります。このレシピではオールスパイスを使いますが、オールスパイスはハンバーグからお菓子まで使える便利なスパイスで、値段も安いので買っておいて良いと思います。クミンはカレーの香りをいれるスパイスなので、カレー粉で代用可能です。激辛にしたい方は黒こしょうと一味唐辛子を倍位入れてください。


2)鯖の切り身と鮭の切身は小骨を骨抜きで抜きます。鯖は皮を下にしてまな板に置くと身の中央に小骨があるので、指先で探って抜きます。鮭の切身も身の方を触ると骨があるので、骨抜きで抜いてください。小骨は斜めに入っているので、小骨が入っている向きにそって抜くと身を傷めません。



3)鯖の切身は半分に切り、皮目に×印の切れ目を入れます。鯖、鮭の切り身、両方に塩をふってポリ袋に入れ、混ぜ合わせたAを加えて口をとじ、冷蔵庫で30分以上漬けます。



4)焼く15分前に冷蔵庫から出して魚の温度を上げます。オーブントースターのトレイにアルミホイル(くっつかないタイプ)を敷き、切り身をのせます。鯖の切身は皮を上にしてのせ、鮭の切身も皮が上向きになるようにのせましょう。オーブントースターをトースト、グラタンを焼く設定にして1分程予熱し、トレイを入れて10分焼きます。



焼き目がつきにくいと思うので、あれば料理用バーナーで炙って焼き目をつけましょう。軽く焼き目がついた方が美味しいですよね。

焼きあがった鯖と鮭を皿に盛り、ブロッコリー、ミニトマトを添え、刻みパセリをちらしてできあがり。





鯖と鮭のジャークフィッシュ風の完成です!スパイスの風味と辛味、ウスターソースのフルーティな風味が入った焼魚って感じに仕上がり、鯖、鮭、どちらも魚臭さが劇的に少なく、それが苦手って方にはとても食べやすくなっています。日本人的にはシンプルな塩焼きが至上ですが、スパイスが強く効いても鯖、鮭の風味は感じるので、たまにはこんなアレンジもいいなと思います。タレにウスターソースとレモン果汁(ライム果汁の代わり)が入るので、酸味の効果で柔らかく仕上がるのは良いなと思いました。後で思ったのは、これにタルタルソースを合わせてもいいかなと。ジャークフィッシュのタルタルハンバーガーとかめっちゃ美味しそうです。何時もの塩焼きに飽きたらお試しください。
コメント